あんずの食べ方とレシピなど

干しあんずは、生のあんずを干して乾燥させ、日持ちを良くさせたものです。

酸味のある果実を干すと美味しく食べられるので、あんずの加工技術として多く利用されています。

干しあんずにするためには、完熟させたものよりやや硬めの実を収穫します。

干しあんずは、国産の果実を利用したものもあれば、アメリカ産、中国産、パキスタン産、トルコ産などがあります。

そのまま食べるのもいいのですが、ケーキやクッキーなど洋菓子に混ぜて利用することも多いです。

栄養価も高く、貧血、便秘改善などにも効果が期待できると言われています。

干すことによって、生の状態よりも栄養価が高くなるのです。

カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富ですが、ベータカロテンの含有量は生の状態よりも3倍以上になります。

あんずは日持ちしないのでドライフルーツは便利ですが、実が収穫される時期は湿気も多いため、家庭で作るのはかなり困難です。

もし自家製をしたければ、オーブンを利用すると良いでしょう。
6月から7月になると、生のあんずが手に入ることがあります。

あんずはとても痛みやすいものなので、安く大量に購入できたら、自家製ジャムを作ってもいいのではないでしょうか。

ジャムの材料は、非常にシンプルで、果実と砂糖のみです。

基本の分量はあんず1kgに対し、砂糖はその半分の500gです。

甘さを控えたいなら砂糖を減らしてもいいのですが、あんずは酸っぱい果物なので、砂糖はあまり減らし過ぎないほうがいいかもしれません。

あんずは洗って半分に切り、下ごしらえをします。

皮は剥かなくても大丈夫です。

鍋に果実を入れ、砂糖を上からふりかけしばらく起きます。

そうすると水分が出てくるので、弱火にかけて、あくをすくいながら煮詰めていきます。

酸が強いので鍋はホーロー製を使うこと、保存容器は必ず煮沸消毒しましょう。

自家製なので、保存料の入っていないジャムが楽しめます。

ただし、砂糖を減らし過ぎると長持ちしないので、早めに食べきりましょう。
あんずのお酒といえば、杏露酒(シンルチュウ)が有名ですね。

ネーミングからして中国のお酒だと思いがちですが、実は日本の会社のオリジナル商品なのです。

中国産では、杏子酒という名前のお酒が流通しています。

市販されているあんずのお酒はかなり甘いので、ソーダ水などで割って飲むと良いでしょう。

また、アマレットというイタリアのリキュールは、あんずの種が原料です。

あんずの種はビターアーモンドの香りに似ているため、アマレットもアーモンドのような香りがします。

そのため、アーモンドリキュールだと思っている人多いのではないでしょうか。

家庭でもあんずのお酒を作ることができます。

自家製をするときには、ホワイトリカーと氷砂糖を使います。

あんず1kgに対し、ホワイトリカーは1.8l、氷砂糖は200gから500gで好みに合わせて調整しましょう。

梅酒を漬けるときのように、あんずもへそ(ヘタ)の部分を取って下処理をします。

漬けて3カ月ぐらいすると飲めるようになります。
あんずの加工品として、一番ポピュラーなのが干しあんずです。

干し柿と同じように、干すことで甘みが増してとても美味しいです。

そのまま食べるのもいいのですが、アレンジすることもできます。

・ジャムに加工する
生のあんずの果実は入手しづらいですし、干しあんずを使ったほうが良いです。

一度水で柔らかくしておいて、戻し汁と砂糖で煮詰めればOKです。

・シリアルに混ぜる
シリアルに混ぜる時には、食べやすいように小さく刻みます。

レーズンやナッツ類も加えて牛乳をかければ、栄養たっぷりですね。

・ケーキに使う
ケーキに使う場合は、刻んだものをリキュールに浸して柔らかくするか、白ワインで煮ましょう。

刻まないでそのままの大きさを生かして、生地に乗せて焼くのも良いです。

その他にもクッキーやパンに混ぜたり、柔らかく煮たものにホイップクリームを挟んで食べたり、ヨーグルトに混ぜて食べたりと様々です。

固定観念にとらわれず、自分だけの食べ方を考えてみましょう。