あんずの育て方

あんずの苗が入手できることもあります。

実は寒さ・暑さに強い木なので、北海道の一部を除いては日本全国で栽培することができます。

あんずの植え付け・植え替えは、12月から3月ごろに行いましょう。

植える場所はとにかく日当たりの良いところを選んで下さい。

粘土質の土が良く、肥料は3月・9月に与えます。

苗の段階なら、マメに水やりが必要になりますが、植え替えをして根付いてしまえば神経質になる必要はありません。

あんずを植えたなら、せっかくですから実を付けたいですね。 しかし苗木から育てても、3・4年はかかります。

花が咲けば、筆などで受粉を手伝ってあげましょう。

特に寒い時期で虫が飛んでいなければ、人工授粉が必要になります。

実が付き始めたら、余分な実を摘む作業をしましょう。

そうすると残した実が十分に熟するようになります。

欲張ってあまり実をたくさん残し過ぎると、あんずの木も疲れてしまって翌年実を付けなくなってしまいます。
あんずのように美味しい果実は、虫からも狙われます。

また、農家の人たちは、あんずの病害にも悩まされ続けています。

代表的な病害は、黒星病です。

カビが原因の病害で、果実に黒い斑点が出ます。

小さな店がひとつぐらいだったら、その部分を取り除いて食べればいいですが、さすがに全面に黒星病が発生していると、食べる気も無くしてしまいますね。

他にも、こうやく病、灰星病などがあります。

こうやく病もかびが原因ですが、カイガラムシの排泄物や死骸が元で繁殖し、木を枯らしてしまいます。

灰星病は、灰色のカビが果実に発生する病害です。

害虫はカメムシ、ナシヒメシンクイ、モモノゴマダラノメイガがあります。

カメムシはあんずの汁を吸ってしまいますが、ナシヒメシンクイ、モモノゴマダラノメイガは幼虫が果実を食い荒らしてしまいます。

他にもカイガラムシやハマキムシなどの虫が付くこともあります。

ハマキムシは葉っぱを巻くのでその名がつきますが、放置していると新芽がすべて落ちてしまうことになります。