西洋あんずと東洋あんず

アプリコットとはあんずの英語名ですが、西洋のあんずというイメージも強いです。

東洋で品種改良したものは比較的酸味が強いのですが、西洋あんずは甘みが強いです。

甘みだけではなく、香りも強いので、生食するには最適の品種です。

原点はどちらも中国ですが、東アジアで発展した東洋系と、シルクロード、中央アジアを経て地中海で発展した西洋系では、別々の進化を遂げました。

日本のあんずの産地といえば長野県と青森県ですが、それは生食をするあんずだけの話です。

実際に消費者が口にするあんずはほとんどがジャムやドライフルーツに加工されており、それらの原料はほとんどが海外のものなのです。

甘みが強い西洋種はデザートとしても人気があります。

しかし、海外で発展した品種なので、雨の多い日本で栽培するにはあまり向いていません。

そこで西洋種と東洋種を交配させた新しい品種もたくさん開発されました。

幸福丸という品種は、長野県の農園で日本種、西洋種が自然に交配して誕生したと言われています。