あんずと杏仁豆腐

杏仁豆腐の杏仁とは、本来あんずの種のことを指しますが、杏仁豆腐のレシピを見てみるとアーモンドエッセンスやアーモンドパウダーと書いてあることが多いです。

これは杏仁豆腐が作られた中国で、杏仁とアーモンドが同じように扱われていることからきています。

実際に、あんずの種とアーモンドは良く似ています。

しかし、あんずを食べたことがある人は「似ていない!」と思うかもしれません。

あんずの種はとても堅い殻に覆われていて、ペンチでないと割れないぐらいです。

その堅い殻を割ると、仁というものが1個から2個入っています。 これがアーモンドにそっくりなんです。

香りもビターアーモンドに似ています。

よくアーモンドエッセンスで使われるのは、このビターアーモンドなのです。

材料を取り寄せようとすると、中国以外ではあんずの種(杏仁)はなかなか手に入らなくて、アーモンドパウダーやエッセンスの方が手軽に作れます。 こういったことからも、英訳すると「アーモンドプリン」になってしまうのです。